ソリューション

荷役・流通加工

保管機能を細分化し
洗練させたサービス

アルプス物流は、他にはない緻密な倉庫運用をめざしています。そのため保管機能を細かく分類し、それぞれの効率化・高度化を追求してきました。中でも、私たちの独自サービスとして、多くのお客様にご評価いただいている「荷役・流通加工」をご紹介します。

アルプス物流
ならではの
きめ細やかな対応

小分け分割からロットナンバー管理、キット納品まで

アルプス物流の緻密な倉庫運用の根幹には、ものづくりが固有に備える「物流個性」を捉えた知見・ノウハウがあり、それらを独自の倉庫運用システムACCSを駆使して実行しています。国内では1,900社以上の取引実績、電子部品だけでも約9,000種の取り扱いがあります。荷役は100種以上、流通加工は250種以上のニーズを物流個性として捉え、それらの掛け合わせで個別の要求にお応えします。ものづくりのスピードアップが求められる中、生産性を向上し、リードタイムの短縮を図るため、さまざまな取り組みが実施されており、セットメーカーが厳しい納品仕様を定めているのも、そのひとつです。私たちの「荷役・流通加工」は、そうしたセットメーカーにとっても荷受しやすい仕組みを構築できます。保管品質の向上からサプライチェーンの最適化を図りたいお客様に最適です。

アルプス物流の緻密な倉庫運用

アルプス物流の緻密な倉庫運用 アルプス物流の緻密な倉庫運用

顧客ニーズに応える
独自サービス

ピース単位での小分け分割

保管サービスの前提がパレット単位になっている物流企業も少なくありませんが、精密機器の部品などは小さいものが多く、パレット単位での納品形態に適していません。
半世紀以上、電子部品物流に携わってきたアルプス物流は、小分け分割に対応できます。小箱に包まれていれば、それを開けて分割。たとえば、半導体のような部品はロットナンバーやデートコードを管理し、先入れ先出しを前提とした「ピース管理」を実現しています。また、指定のラベリングや通い箱への入れ替えにも対応いたします。

生産ラインごとのキット納品を実現

アルプス物流は、ピース管理のように、お預かりした貨物を小分けにし、生産計画と部品展開に基づいた生産ラインごとの「キット納品」を実現します。「セットメーカーの納入指示数量が少なく、50 個入りの箱をバラす必要がある」。そうした少量での輸送はもちろん、多品種・多頻度の部品物流でジャストインタイム供給を求められるサプライヤーにもご評価いただいています。生産計画に基づき、部品供給と生産ラインを同期させるジャストインタイム生産をサポートします。

自動車部品輸送の「かんばん」に対応

フォーマットや記載情報などのラベルの種類やその貼り方には、納入先ごとの個性があります。たとえば、車載電装品物流に求められる「かんばん」への対応です。
部品名や数量などが記載された「かんばん」は、タイムリーな生産管理を実現する優れた仕組みです。しかし、厳しい仕様のため、すべての物流企業が対応できるわけではありません。私たちは独自の倉庫運用システムACCSを駆使し、かんばん対応を実行できます。納入先のかんばんとお客様の出荷指示情報を照合し、通いバケットへ詰め替えて納品。また、ジャストインタイム供給を行うVMI倉庫としての対応も可能です。さらに、車載メーカーのかんばんシステムと連携し、私たちがかんばんを発行する体制を構築できます。
かんばん対応に限らず、ロットナンバー管理、納品書やラベル貼付など、さまざまな業界の納入先の指示に対する負荷軽減をサポートします。

アルプス物流独自の流通加工(一例)

文字認識
スキャナ照合

情報システムと連動したバーコードシステム。目視と特殊OCR対応スキャナで作業効率や精度を向上。

ロットNo.
デートコード管理

ロットNo.を付与した管理で、先入先出を徹底できる体制を構築しています。

分割/脱気
および真空梱包

分割小分けした製品の最適な保管方法を踏まえ、脱気および真空での梱包が可能です。

C3ラベルなどの
貼付

日本電子情報技術産業協会JEITAの規格C3ラベルなどに基づいたラベルの作成・貼付に対応しています。

動作確認を行う検査サービスのご提供

不良品を納品したくない。物の流れを遮ることなく検査を実施したい。生産工程に検査作業を設けると生産効率を高めるのが難しい。そうしたお客様の声を受け、アルプス物流は、完成品を対象にした入庫時の検査サービスをご用意しています。お客様との打ち合わせで検査項目を確定し、求められる検査クオリティを実現。音響機器や健康器具などのメーカー様の実績があります。詳細はお問い合わせください。