経験の積み重ねが認められ
部下たちを率いて育てる
ポジションに
H.K. 法学部・政治学科
卒業
Interviewee 08

Active Woman

電子部品の奥深さを知った新人時代

就職活動では、海外で活躍できる会社に憧れて、輸出入業を行っている企業を探しました。そうした中でアルプス物流を知り、「若いうちに活躍の場が広がる」「海外拠点へ行く機会がある」ところに魅力を感じ、入社を決めました。配属後は倉庫担当者になり責任ある仕事を任せてもらいました。また、海外拠点での倉庫の立ち上げや海外トレーニー制度も経験することができ、入社前のイメージのまま仕事をすることができています。

仕事をして実感するのは、「電子部品の物流は奥が深いな」ということ。電子部品物流は一律に貨物を預かって納品先にお届けするのではなく、お客様の業種や製品の特性などに応じて、管理方法や製品の梱包など多種多様な対応が求められます。例えば、繊細な半導体が実装された電子回路基盤を発送する場合は、他の基盤とお互いにぶつからないように梱包方法が厳密に定められています。工夫を凝らさなければ成功しないところに面白さを感じています。

お客様からの信頼が成長の手ごたえに

一番印象に残っているのは、入社4年目に初めて名古屋営業所の新規倉庫の立ち上げを行った時のこと。棚をどこに設置するか、どんな物流機器が必要になるのか、打合せを十分に重ねてスタートしたつもりでしたが、いざ実際に倉庫をつくってみると、お客様の要望と違う点が出てきたり、追加でやらなくてはいけないことが発生したり… 抜けや漏れがなく段取りを組むことの難しさ、重要性を身に染みて学ぶことができました。名古屋営業所で約5年半を過ごした後、私は福岡営業所に。そこで、忘れることのできない出来事がありました。名古屋時代に担当したお客様が「あなたに任せられるなら安心だから、福岡でもうちの製品を倉庫に預けたい」と、新規の契約をいただくことに。「今まで大切にしてきたお客様との信頼関係が花開いてよかったな」と思いました。

Interviewee

08

女性として初めて、保管事業の課長に抜擢

現在は、課長として倉庫の管理責任者を務めています。任された倉庫全体に目を配り、一人ひとりが自分の倉庫を担当する部下たちと一緒に「安全かつ効率よく作業ができているか」「もっと品質や効率をあげるにはどうしたらいいか」を考えるポジションに就いています。アルプス物流では女性として初めてのケースであり、「課長に」と言われた時は正直びっくりしました。「段階的に成長していけば、いずれは課長に」という思いはありましたが、タイミング的に自分の想定よりも少し早くに声が掛かりました。いろいろな部署を経て、お客様の評価を積み重ねてきた実績を認めてもらうことができたのかなと思うと、とても嬉しかったです。今はまだ課長として求められる「自分が動くのではなく、部下を動かす」「言うべきことははっきり伝える」といった行動は苦手ですが、これまでもそうしてきたように「どんな仕事の中にも楽しさを見つける」を心掛けて、部下を育成し、新人がいきいきと働きながら成長していける職場づくりを進めていきます。

学生の皆さんへのメッセージ

アルプス物流では、「女性だから任せられない」というように仕事内容を制限されることは一切ありません。たくさんの女性社員が、幅広い部署で活躍しています。ただし個人のキャリアとして考えると、年齢やライフステージによって様々な制限が出てきます。若いうちにいっぱいチャンスを掴める会社という点から考えても、私が経験したように、倉庫の立ち上げを任され、若手でも海外に行けるアルプス物流は、非常に恵まれた環境だと思います。

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